稚高衛生看護科が唯一定員上回る 普通科0.9倍 商業科0.7倍

 道教委は25日、平成31年度公立高校入試の当初出願状況を発表。宗谷学区は稚高の衛生看護科が定員を1人上回ったものの、他は全て定員割れした。
 昨年、9年ぶりに定員を超えた稚高普通科は、来年度から新たに普通科の単位制を導入し推薦枠が設けられたが、定員120人に対し102人(うち推薦9)と定員を割った。
 昨年定員を上回った商業科は40人に対し26人(同4)と2年連続定員割れし、管内で唯一、定員を上回った衛生看護科でさえ定員40人に対し41人(同9)と1人上回っただけだった。
 出願変更は28日~2月1日午後4時まで。学力検査は3月5日、合格発表は3月18日。
 宗谷管内6校の出願状況は次の通り。
 〈稚内〉▽普通科(募集人員120人)一般出願93人・推薦出願9人=倍率0・9倍(昨年当初倍率1・1倍▽商業科(40人)一般22人・推薦4人=0・7倍(0・9倍)▽衛生看護科(40人)一般32人・推薦9人=1・0倍(1・0倍)▽定時制(40人)3人=0・1倍(0・2倍)
 〈豊富〉▽普通科(40人)13人=0・3倍(0・6倍)
 〈浜頓別〉▽普通科(80人)35人=0・4倍(0・6倍)
 〈枝幸〉▽普通科(80人)62人=0・8倍(0・7倍)
 〈利尻〉▽普通科(40人)23人=0・6倍(0・5倍)▽商業科(40人)0人=0倍(0・2倍)
 〈礼文〉▽普通科(40人)9人=0・2倍(0・2倍)。

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