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 何やかやとあった戌年も暮れようとしている。来年は猛進の亥年でありたいと願うもそう易々とは行かないだろう。
 読者との双方向を旨とした新聞づくりとして新たに始めた川柳コーナーは予想を上回る投句があり望外の反響にほくそ笑んでいる。
 以前から設けている読者コーナーは昨年のカーリング場建設のような大問題はなかったのでボチボチというところであったが、ゴルフ場の土地・建物を税金で取得したのは「稚内を愛する会」が提訴したよう由々しき事であり、市民の見解が聞ければと期待していたのに投書がほとんど無かったのは残念なことではあった。
 市政というのは粛々と実行して行けばいいというものでなく、最大の主権者たる一般市民に忖度し司るものであり、一部の要望を聞き実行してしまうのは横暴ともいえよう。
 稚内駅に近い一等地にあるホテルが倒産したことは痛恨の出来事であり、それから500㍍ほど離れた観光施設案件が越年するのも稚内の将来にとって気懸りな事であり、経営する会社だけでなく市役所など稚内一丸となり取り組まなければならないのでは―と思っている。
 最果てにありサハリンに近く、それに風車がブンブン回る地の利に恵まれた稚内。主導する市長、議員はじめ市職員、経済界重鎮はマチづくりに対し高邁な精神が求められよう。
 工藤市政が盤石化する中、市民も「市長に任せておけば大丈夫」などと安易な気持ちは持たず、市政に積極的に参画して行くようせねばなるまい。
 ご多幸を。