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 12月定例市議会は29日から12月11日までの日程で始まり、初日は工藤市長が今年度上期(4月~9月)観光客数、JR宗谷線存続問題など6項目について一般行政報告した。
 上期の観光客数は38万100人と前年に比べ4・9%の1万9600人も減り、上期としては平成26年以来の減少となった。今年は新たな観光資源として北の桜守や樺太記念館がオープン、食と景観を楽しむガストロノミウォーキングなど体験型観光の魅力創出に取り組んだが、6月以降の全国各地での台風被害などに加え、9月6日の胆振東部地震による停電などの影響でホテルやツアーの予約キャンセル続出したことが影響した。
 一方で就航6年目となるFDA(フジドリームエアラインズ)のチャーター便は、全国27空港から339便就航し約2万人の利用があった。
 宗谷線問題については、先に名寄で開かれた宗谷本線活性化推進協議会では、JR北海道と地元負担などについて協議するまでに至らなかった。宗谷線の維持存続に向け国や北海道、JRと粘り強く協議していくとした。
 9月の地震による大規模停電については今後、災害などで行政機能が深刻な被害を受けた場合に、優先的に実施すべき業務の確認と的確な対応を定めた業務継続計画をできるだけ早急に策定する―と述べた。
 そのほか稚内市のバイオマス産業都市構想の認定などを報告。12月議会には一般会計など9億7706万6000円追加し、補正後は総額453億5658万9000円となる予算案など上程した。