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 市(長寿あんしん課)は、認知症高齢者などの行方不明事案の早期発見や未然防止する認知症高齢者等見守り・SOSネットワークという地域ぐるみでの取り組みを新たにスタートさせた。
 市によると、10月末現在で65歳以上の高齢者は1万1000人、そのうち認知症高齢者は1100人。認知症などの症状による行方不明事案が年間5件前後あり、過去には徘徊して見付からず死亡して発見されるケースもあった。
 それらを未然に防止するため市に認知症高齢者やその疑いがある人の①全身写真②顔写真③印鑑(本人・家族のもの)④服薬情報―などを登録し、本人が行方不明になった場合は家族が稚内署に連絡し交通機関、消防署などに情報が伝わり、市も町内会などに捜索協力を依頼し早期発見に繋げる。
 認知症やその疑いのある人への見守りネットワークとして、本人や家族の同意を得た上で地域の町内会や民生児童委員に予め情報を提供し見守り活動を強化していく。
 市は「高齢化社会で必要な取り組み。この制度を進めている先進地の活動を参考に今後は模擬訓練などもやっていきたい」としている。