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 稚内市主催の地域福祉フォーラムが27日夜、文化センターで開かれ、地域住民がマチ作りに積極的に参加する地域共生社会の実現に向け考えた。
 7年後の2025年に5人に1人が75歳以上となる高齢化問題を見据えたフォーラムに参加した市民180人を前に工藤市長は「高齢化で劇的に社会が変化する今だからこそ、年齢に関係なく誰もが夫々の役割を持って活躍できる地域共生社会を目指さなければいけません」と挨拶した。
 続いて総務省地域力創造アドバイザーの尾野寛明氏が「地域共生社会を目指す~無理しない地域づくり」と題し講演。過疎化の島根県で就労支援型事業所を経営する傍ら地域課題解決に向けた人材育成塾を全国展開する尾野さんは、医師不足で悩むマチが塾生などの企画でマチの良さを地域の人が伝えたことで3人の常勤医が確保できたことなどを紹介し「地域の魅力を発掘するには、そこにどんな課題があるか発見することが大事。地域の様々な関係者と繋がりを作り、斬新な組み合わせで新たな事を始め、一つのエネルギーで地域というのは変わる」と力説した。