GPS付け行動把握 振興局エゾシカ捕獲事業

 宗谷総合振興局によるエゾシカ指定管理鳥獣捕獲事業は8日から猟銃が使えない市街地周辺で始まり、来年3月22日までの期間中、100頭の捕獲を目標にしている。
 シカの生息数は増加傾向で市街地での出没や衝突による交通事故が多発していることを受け、振興局ではエゾシカ対策の一つとして実施することにした。
 捕獲事業では、効率的な捕獲を行うためにシカの行動範囲を把握することが必要だとしてシカにGPS発信器(衛星利用測位システム)を付け、くくりわななどの仕掛けるための行動調査をすることになり、委託先を公募した結果、過去に市の捕獲事業で吹き矢での捕獲事業を受託したNPO法人エンビジョン環境保全事務所(札幌)が選ばれた。
 先ず吹き矢で捕らえたシカにGPS発信器付きの首輪を取り付ける作業が13、14日に行われ、ノシャップ公園と稚内公園で各1頭ずつに取り付けられた。今後は行動パターンをデータ化し年内にワナを仕掛け捕獲を行っていく。
 振興局(環境生活課)では「GPSを取り付けることで行動範囲を把握することが出来るので稚内市にもデータを提供することで市街地に出没するシカ捕獲に役立てていきたい」と話していた。

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