時の話題 「サンホテル倒産」

 JR稚内駅から至近にある一等地で営業していた稚内サンホテル(大友幹岳社長・資本金1億5千万円)が旭川地裁に破産申請し事実上倒産した。負債額は5億3千万円に上るとのことだ。
 倒産の直接的要因としては胆振東部地震による宿泊予約のキャンセルと老朽化に伴う防火扉の設置など改修する費用の調達メドが立たなかったことだが、これまでの累積赤字もあって事業継続断念を余儀なくされたか。
 昭和49年創業というので44年間、稚内観光を担うホテルの雄として奮闘してきたが、地方からの進出もあって力尽きたということなになった。
 サンホテル跡が今後どのように活用されるのか注目されるが、稚内駅、フェリーターミナルに近い一等地ということもあり関心を示す大手資本ホテルが出てくる可能性は高い。
 一等地といえど地価が安いことから建物を解体してもお釣りがくる立地条件にあるので既存施設も戦々恐々としているのでないか。
 ホテルなど宿泊業界だけでなく地元資本の業種は全国的なカネ余り現象の中、大手資本の格好の草刈り場となっており、人口減少が進む稚内にあって観光関連と風車など自然エネルギー関連の企業の進出はこれからも続くに違いない。
 この状況下、未来に向けどのようなマチづくりをしていくのか。市や商工会議所、そして稚内信金の役割が重要になるであろう。
 恵まれた自然とサハリンに近いという有利性があっても担う人たちの力がなくては空手形に終る懸念もある。
要は何をするにも人材が大事だという事だ。

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