時の話題 「気忙しさを前にし」

 小紙にも載せたいほど、その日の運勢を見るのを欠かしたことがない。ギャンブルなど勝負事が好きなことによるのだろうと思っている。
 「金運上昇中」などと書かれた日には勇んで勝負事をしに出掛け痛い目に遭うことがあるが懲りない。「人との出会いが」とあったわけでもないが、昨日は思いがけない出会いが多い日であった。
 市役所のF課長に会いに行くと受付で元議長のKさん、その後F課長と話をしていると前宗谷新聞社社長のNさん、そして帰り際には行政書士のKさんに数年ぶりに会い二言三言言葉を交わした。人との出会い奇なりの日であった。
 仕事柄、多くの人に会い取材し営業もしてきた中、相手側の好き嫌いは別にし人との出会いが己の財産になっていると日頃思っているが、近頃は年のせいもあるのか他界した人たちを想い起こすことが多く、よく夢にも登場する。
 奥さんが今、MOA美術館の活動をしているMさんは他人に優しく気遣いのある仁徳の人であった。10年ほど前、50代半ばで亡くなったが、お通夜は参列者で満杯になるほどでMさんが如何に人に愛された人かを偲ばせる一幕であった。
 同級生のK君も同様で、人に好かれ愛された人であった。
 晩秋の物侘しさ、人恋しさが小欄のペンを進めるのか。
 雪が積もり冬本番を迎えると感慨に耽っている暇はなく現実に立ち向かって行かなくてはならないのだが、偶に過去の記憶に浸ることもある。
 気忙しい日々が始まった。

コメントを残す