時の話題 「利尻の熊騒動」

 今年5月、利尻島で106年ぶりに確認されたヒグマが島からいなくなったよう。それも99%と対策会議で専門家が語ったという。
 メスを求め荒波を乗り越え島に渡ったオスグマは島内に2カ月ほど留まったものの諦め島外に去ったというのは論理的にも納得できるもので、カメラに映らないは、エサにも誘き寄せられないという事実からも島内に生息していないというのが妥当な判断であろう。
 利尻島でのクマ確認から直ぐ「利尻島のヒグマをあえて探さないこと」とタイトルし「クマを静かに見守り、メスがいないと判ったなら島外から去るであろう」などと高橋知事に要望書を送った一般財団法人「日本熊森協会」(兵庫県西宮市)は会報にヒグマ研究の第一人者の門崎允昭博士(北海道野生動物研究所所長)の「ヒグマは人目を避け、波の穏やかな夜に、海を泳いで北海道本土へ帰ったのでしょう」という見解が掲載された。
 降って湧いたように起きた利尻島でのクマ出没騒動は人に迷惑掛けることなく終え事無きを得ただろうが、今後、今回のようなケースがないとは限らず、道や利尻、利尻富士町は有事に備え適切な対応が求められよう。
 知床や山の中などは別にし、クマの生活圏が狭まり、冬眠前にドングリなど食べ物が少ない場合、札幌であるように住宅地にまで出没する事があるので用心したい。
 攻撃的でないとはいえクマが目の前に現れた際の人の狼狙は火を見るより明らかで、それが一般市民が持つクマに対する理解力だろう。熊森協会など専門家のように行かない。

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