時の話題 「月曜日」

 休み明けの月曜日、出勤途中に車窓から見える小学生の登校姿に元気をもらうことが多い。1年生の証しである黄色のランドセルカバーが右に左に動き子供たちが戯れ合って学校に向かっている。
 休み明けは自宅で購読している毎日新聞以外の全国紙と道新を読むため普段の日より早く会社に向かうのだが、その通勤時間が子供たちの登校時間と重なり元気な光景に出会す。その姿は50年以上前の自分を彷彿させる。
 あの頃、何を考えながら登校していたのだろうか。自宅(恵比須3)から北小学校(5年生までで6年から中央小)までは結構な距離があったものの、兵舎住宅、国鉄職員住宅など通り過ぎクラスメイトと合流し、恐らく今、筆者が見る光景と一緒に戯れ合いながら登校していたのに違いない。
 50年以上前の自分にタイムスリップし昔の記憶を蘇えらせてくれるのが永々と続く子供たちの様子であり、下校時にはない積極的な様子を見て取れるからであろうか。
 東京から稚内に戻り36年。思えば遠くへ来たもんだと、何かの歌詞のように思うことはない。自分の故郷であり戻るのが運命付けられていたのかも知れない。
 小紙の葬儀広告で亡くなった方の子供さん方の札幌、東京など地方住いの人が多いことか。思うに故郷を離れた人達の中には後ろ髪を引かれる思いで故郷を跡にした人とて少なくなかろう。
 人手不足は燎原の火の如く広がり稚内とて例外でない。当時諦めた就職口があるやも知れず、Uターンしてもらえばと願っている。

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