津波防災の日28日、声問地区で道内唯1カ所避難訓練

 11月5日の津波防災の日と世界津波の日に合わせた稚内市地震・津波防災訓練が28日、声問地区で行われ、住民や関係機関などから参加した300人が有事に備えた。
 東日本大震災の発生を機に、地震や津波に対する防災力向上を目的に、内閣府、道などが共催し平成27年から訓練を行っている。今年は稚内市が道内唯一の実施地区となり福井県、沖縄県など全国10カ所であった。
 28日午前9時、サロベツ断層を震源とするマグニチュード7・8震度6弱の地震が発生し、更に20分後に4・4㍍の津波が押し寄せて来ることを想定し訓練は行われ、緊急告知防災ラジオから地震を告げる放送が流れると市民は身を守るシェイクアウトの動作をし、揺れが収まったことを確認してから声問小とホテルめぐまに避難した。
 このあと、稚内地方気象台職員の防災講話があり、地域住民が中心となった避難所運営訓練では、避難者の受け付けや簡易ベッドの組み立て方法など、本番さながらに訓練が行われた。
 声問の海側から避難してきた60代女性は「どのような道を通り避難するか勉強になったが、とても逃げ切れるとは思えない」と不安を口にしていた。

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