改善、悪化まだらに 7~9月 稚内信金景況調査  10~12月は下振れ予測

 稚内信金は、宗谷管内、天塩、遠別、雄武13市町村にある中小企業の7~9月期実績と10~12月期見通しをまとめた。
 職員が9月3~7日まで139社(回答率99・3%)に聞き取り調査したもので、7~9月実績は売上額(DI値)で前年同月から14㌽、収益も13㌽共に低下し、DI値は売上額0・0、収益マイナス8・1。
 10~12月見通しは受注額3・6、売上額13・6、収益15・1、販売・料金・請負単価2・1といずれもマイナスDI値ながら仕入・材料単価だけはプラス25・1%と上昇度が際立っている。
 7~9月期の経営上の問題点として①人手不足②売上(受注)の減少③競争激化④人件費の増加⑤仕入商品または原材料値上りの順で挙げていた。
 産業別実績と見通し次の通り。
 〈製造業〉▽実績は売上額は17・8(前年同期12㌽上昇)収益17・6(同26・1㌽上昇)売上は水産加工、食品、その他の部門で大きく改善。収益は水産加工、食品、製材で改善傾向にある▽見通しは受注額0・0、収益マイナス14・9と減少予測している。
 〈卸売業〉▽実績は売上額マイナス6・6(同33・3㌽低下)収益マイナス13・4(同)と大幅に悪化。売上額DIは海産物マイナス14・3、食品マイナス100・0。建築材はプラス33・3▽見通しは売上額33・4、収益20・1ともに増加予測している。
 〈小売業〉▽実績は売上額マイナス13・8(同33・3㌽低下)収益マイナス27・8(同38・8㌽低下)。売上は燃料部門を除く全部門で悪化、収益は食料品除く全部門で悪化▽見通しは売上額マイナス11・2、収益マイナス13・7。
 〈サービス業〉▽実績は売上額17・2(同12・9㌽低下)収益10・4(同16・4㌽低下)。全部門でプラスを維持し改善の傾向▽見通しは売上額マイナス40・0、収益マイナス43・3。
 〈建設業〉▽実績は受注額マイナス20・8(同12・5㌽低下)収益マイナス34・9(同14・0㌽低下)▽見通しは受注額マイナス8・3、収益マイナス4・2。

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