時の話題 「会議所合同部会」

 今更の事でもないが人手不足が深刻だ。稚内商工会議所が今月15日と24日に開いた5部会合同会議でもその話題で一頻りだったようだ。
 合同部会では人手不足が「経営の足かせになっている」と以前と比べ深刻度が増していることも指摘され、頼るのは外国人技能実習生だとした。外国人実習生はかなり前から水産加工場で多く働いているが、飲食店でも見掛けるようになり人手不足を補う貴重な戦力になっているようだ。
 ただ賃金は以前ほど安くなく水産加工場で主流だった中国人からベトナムなど東南アジア人の人達へ雇用シフトしているとも聞く。
 建設業の、畳・建具・左官職人は人手不足というより構造的なもので成り手(後継者)がなく技術の伝承という点で「不安を感じる」との意見が出ていたようだが、需要に合った後継者育成という観点からは経済規模が縮小する中、致し方ないとの見方があろう。しかし市民生活の利便性を考えた場合、地道かつ早急な育成が急がれよう。
 部会では他に「人口減と共に空き店舗が増え経済が衰退しており活性化に向け原因を究明することが必要」、「東京から2時間で来れる稚内なのだから別荘を建設し売り出すのは夢がある話で事業としてプロジェクト化可能ではないか」などとの意見があった。
 合同部会は中田会頭就任して以降に設けられた会員の集まりだが、以前に比べると会員(経営者)が自分の会社の問題点など忌憚なく話しているように思われ、稚内経済の問題点など実状を知る良い機会になっている。

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