商工会議所合同部会で人手不足と 畳・建具職人など後継への不安も

 稚内商工会議所は15日と24日=写真=に開いた5部会合同部会で出た意見をまとめた。全業種に亘り人手不足が深刻化していることが明らかになった。
 漁業では沖合、沿岸とも水揚げが好調で加工業者への恩恵も高いものがあるものの、人手が足りずに処理できず外注に頼っているなどと、全業種に亘り人手不足が経営の足かせとなっており「年金の支給年齢が引き上げられる流れにあることもあって高齢者が働きやすい雇用環境整備が急がれている」とした。
 来年10月からの消費税率10%への引き上げと食料品などの軽減税率適用に関しては「事務量が増えレジや機器の更新が急がれるも対応が遅れている」と。
 今年春先までは順調な売り上げだったが、4月以降は低迷し、9月の全道停電により買い溜めした反動が10月に出て売り上げが落ちている―と小売業界からの声もあった。
 最低賃金が10月から時給で835円に引き上げられたことによりパートの人件費が高騰し、外国人技能実習生の給与も年代が高くなっていることもあって上昇しているとも。
 9月の停電を受け自家発電装置導入を検討しているが、補助を求めたいとする水産加工業者からの意見も。
 建設業では畳・建具・左官の職人が高齢化もあり後継者への技術伝承の不安が増幅しており、工事量あるも人手不足により受注困難な状況にあると、将来への不安など指摘する声もあった。

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