時の話題 「建設協会75周年」

 稚内建設協会が創立75周年を迎え昨23日、記念式典と祝賀会が開催された。
 本田新吉、坂本竹四郎、藤田幹夫、中田豊彦、富田勉、石塚宗博さんに続き平成17年に7代目会長に就任した藤田幸洋会長は式辞で75年の歴史を振り返り地域を支える基幹産業として社会的使命の達成に向け会員相互の協調と融和の精神を持って協会を運営して行く旨の挨拶をしていたが、道路、港湾などインフラ整備を一通り終えた中、厳しい経営を余儀なくされている加盟業者を鼓舞するかのごとく自然災害への万全な対応、そして成り手不足の技術者養成に今以上に取り組んで行くことを約束した。
 往時には60社近かった加入業者は30社台半ばまで減ってしまったが、水産業、観光と共に管内の基幹産業であることに変わりはなく果敢に次代に向かって行こうとする気概は協会に加入していない業者も含め土木建築業を営む役員・従業員誰しも抱いているだろう。
 生業ではないボランティア活動には社会貢献しなければ企業として認められないとする危機感の表れでもあり雇用面など建設業は管内にとって不可欠なものであるのに異論をはさむ余地はない。
 経済パイが縮小する中、どちらかというと大盤振舞から減量姿勢へと経営スタンスが変わって行くのは有為転変の世の中では致し方なかろう。
 「コンクリートから人へ」の民主党政権時代のスローガンではないが、奉仕活動含め建設業界が踊り場に差し掛かっているのに違いなく、業界再編も将来的には視野になるのではと思っている。

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