時の話題 「緑ヶ丘学園70年」

 社会福祉法人緑ヶ丘学園創立70年を記念する感謝祭に出席したところ、懐かしい面々に会い祝賀会での学園の歩みを写したスライドには目頭が熱くなった。
 数日前の「天北堆」でも触れたが、30数年前の記者新米時代、学園には足繁く通い当時の谷久志園長に可愛がられ、障がい児・者教育とは何か、そして声問地区で繰り広げられるノーマライゼーションの意義など御教授いただいたものだ。
 緑ヶ丘学園への取材活動は筆者にとって記者の仕事の原点ともいえ、社会が健常者だけで営まれていないことを知らされた。思い返せば当たり前のことなのだが、20代後半とまだ若い筆者にとって目から鱗が落ちた気がしたものだった。
 感謝祭には「白鳥おじさん」の吉田敬直さんら招待客に加え職員の方々にも懐かしい面々を見かけ気持ちも高揚した。普段会わない人たちとの再会がこれほど己が心を感動的にするとは思いもよらなかった。
 学園は今、障がい者施設としてでは高齢者の介護部門にも進出し200人以上の役職員を擁し、稚内の福祉全般に大きく寄与する存在となっており、波間理事長、高橋常務理事を中心に市と連携しながら益々飛躍しようとしている。
 市内にも数多介護施設が開設されているが緑ヶ丘学園の歴史を積み重ねてきた実績は他の手本となるものであり、社会福祉のリーダーとして今まで以上に貢献して行くことが期待されよう。
 人生80年、いや90年100年時代を迎え学園の役割は大きく、何よりも地域住民の支えが素晴らしい。

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