時の話題 「10月三水会」

 一昨日あった三水会で山下稚内地方気象台長が「宗谷地方の地震と津波」とスピーチしサロベツ断層帯や利礼海域を震源とする地震の話に、改めて日本が地震列島なのを認識させられた。
 サロベツ断層帯では9月6日の胆振東部地震のようなマグニチュード7クラスの地震が起きる可能性は極めて低いが、全国的に見ると低いとは言えないそうで、この断層帯での地震が30年以内に起きる可能性も高く、利礼両島海域の北海道北西沖で巨大地震が発生すると稚内は震度6強、6弱に見舞われるとの話にまんざら荒唐無稽なことでもないとの思いを強く持った。
 サハリン沖や北海道北西沖地震での津波は西浜や富磯、清浜で10㍍以上になることも想定されており安閑としていられないことも分かった。
 山下台長は資料として今から46年前の昭和47年(1972年)12月1~2日にかけあった暴風雪による送電鉄塔倒壊での稚内大停電も倒壊した鉄塔写真を掲載し示した上で、地震や津波、暴風雪など自然災害への備えの大切さを訴えると共に津波に関しては稚内市作成の「津波ハザードマップ」の活用を呼びかけていた。
 災害は何時、何処で起こるやも知れず、正に備えあれば患えなしを心掛け、東日本大震災で、熊本地震で、そして北海道地震で起きた惨事への準備を怠らないようしたい。
 天災は忘れた頃にやって来る。夏目漱石門下の物理学者寺田寅彦が言っていた自然災害への警句だが、今では次から次に災害が起こるので「忘れる暇ない」と言うのが正解か。

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