温暖化から暮らしを守る 気象台の地球温暖化・防災講演会

 札幌管区気象台、稚内地方気象台主催の地球温暖化・防災講演会「地球温暖化による影響からくらしを守る」が13日、文化センターで開かれた。
 参加した40人余りを前に、山下稚内地方気象台長は「温暖化や気象情報の理解を深め、何が必要なのか考える機会にしてほしい」と挨拶。共催機関を代表し工藤市長が挨拶したあと、札幌管区気象台の藤川典久気象防災部長=写真=が「地球温暖化で北海道の気象はどうなる?」と題し講話した。
 明治から現在までに日本全体では気温が100年当たり1・19度、道内で0・91度上昇しているとし、これから70年間、温暖化対策をしなければ道内は本州の真夏のような気温上昇や数年、数十年に一度の大雨が頻繁に起きる恐れがあるとして「道内では冬場の室温が高いため、ウォームビズなど環境に配慮した取り組みを進める必要がある」などと話していた。
 北大大学院地球環境科学研究院の藤井賢彦准教授が「地球温暖化・海洋酸性化の状況と対策」と題し講話したあと、「地球温暖化に備えて、私たちができること」をテーマにパネルディスカッションが行われ、将来の環境保全に向け意見を交わした。

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