稚内市が防災力強化向け元自衛官の小室さん採用

 1日付けで市の防災担当職員として採用された元自衛官の小室宏明さん(55)は「地域の防災力強化に力を尽くしたい」などと抱負を述べた。
 美幌町出身の小室さんは、昭和57年に美幌の陸上自衛隊第6普通科連隊を振り出しに、福岡の幹部候補生学校教官などを経て陸上自衛隊名寄駐屯地の指令補佐を最後に9月末で退職。平成23年の東日本大震災の時は津波の被害が大きかった宮城県石巻市に派遣され行方不明者の捜索などに当たった。
 防衛省が平成27年から導入している退職した自衛官の経験を活かし地域の防災業務などを支援する地域防災マネジャー制度で1日、市職員として平成33年3月末までの任期で採用された小室さんに工藤市長から「地域の防災力強化などに期待しています」などと辞令が交付された。
 稚内ではこの数年、大雨などによる災害が多いことを踏まえ、小室さんは「地域の状況などを見て回り、ハザードマップや関係機関との連携状況の確認を急ぎ、町内会の自主避難計画の作成などに力になりたい。災害派遣などの経験を活かし自衛隊など関係機関と連携を密にしやっていきたい」と力を込め語っていた。

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