日本の医師不足深刻 勤医協医院宗谷友の会主催で本田医師が医療問題講話


 道北勤医協宗谷医院宗谷友の会主催の医療講演会が26日夜、福祉センターで開かれ、参加した110人の医療関係者や市民は日本の医療問題について知識を深めた。
 田中俊美宗谷友の会会長が「今日の講演会を出発点に今、稚内で進めている医師不足解消の運動を皆さんの力で行い、安心して医療を受けられる街づくりをしていきたい」などと挨拶したあと、元外科医でNPO法人医療制度研究会理事長、立教大学兼任講師、日本医学会連合労働環境検討委員会委員の本田宏医師=写真=が「医師不足の根本原因は何か。どう解決していくか」と題し、日本の医療や社会保障制度の現状などについて講話した。
 日本の医療について本田医師は人口10万人に対し平成22年の調べでOECD(経済協力開発機構)の平均が314人なのに対し、日本は221人と少なく、平均の300人にするには日本は10万人の医師が不足していると説明し「日本は高齢化社会でありOECDの平均より医師が多くなければならない」と強調。世界の先進国では医療や教育など社会保障は無料の一方、日本は先進国の中で医療費を抑制しているにも拘らず、医療費を1~3割負担しているので先進国の中で一番高くなっているなどと指摘していた。

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