時の話題 「工藤氏出馬表明」

 工藤市長が3期目めざし来春の市長選への出馬を表明した。
 北大卒業後、37年間奉職した稚内市を辞め市長選に挑んだ工藤氏にとって、その4年前の市長選で現職の横田耕一氏をあわやのところまで追い込んだ長谷川伸一候補は難敵だったものの、216票差という薄氷を踏む思いで勝利をつかんだ。
 市長に就任してからは西に東にと正に東奔西走の八面六臂に職を務め恐らく市長の椅子が温まる時はなかったであろう。
 この勤勉さと稚内市の財政事情など細部を知り尽くしていることでの安定感は他を寄せ付けず2期目は噂になった人が立候補を断念し無投票になったのは当然の帰結であろう。
 2期目はこれまでサハリン定期航路、JR宗谷線の問題を頂点にカーリング場、そして俄に勃発した稚内ゴルフ場の土地・建物取得でさざ波から荒波になりそうな海模様となり工藤丸の海路に暗雲が垂れ込めつつある。
 連続8期と絶対的だった浜森さんから敦賀さん、横田さんと変わり現在は浜森さんを師と仰ぐ工藤さんだけに浜森さん化しているのが気になるものの、市役所ばかりでなく経済界もしっかり味方につけた市政は盤石とも言えるものであり、今回の出馬表明も妥当なものであろう。
 稚内市部道議選も吉田道議が5期めざし出馬表明している。工藤陣営とタッグを組み選挙を戦おうとしている中、市長、道議選とも対抗馬は出るのか。
 戦わずして選挙権が行使されず次の為政者が決まるのを避ける努力はした方がいい。民主主義は誰が選挙に出ても拒むものでない。

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