時の話題 「人災かも」

 地震は天災でその後に起きる停電などインフラ喪失も天災の延長線上にあるものなのだが、今回の胆振東部地震の全道295万戸停電という事態は人災に限りなく近く道民にとって災難であった。
 地震発生時の6日午前3時過ぎ~昨7日深夜までの全面復旧に40時間以上かかるというのは7年前の東日本大震災でもなかったことだ。東日本大震災では福島第一原発の停止後、今回起きたブラックアウトにならぬよう規模の小さな停電を計画的に行い全面停電を防いだという。同じ電力会社でも随分と違うもので、普段からリスク(危機)管理体制を構築していた東北電力と大甘の北電との違いか。
 地震後の惨状が判ってくるのと同様に長時間停電による被害も半端なものでないことが明らかになっている。
 北電は、東日本大震災後の泊原発休止による経営危機(?)から我々消費者に対し2度に亘る料金値上げを実施。この結果、収支が改善し利益が出たとして役員報酬を増額している。利益が出たなら消費者に還元すべく電気料金を値下げすべきなのに役員報酬を上げるというのは何事か。本末転倒にもあきれ返ってしまう。電気供給という社会使命に自らの実力を過信し社会の公器としての本分を忘れてしまったのか。
 とりわけ北電上層部の微温湯体質というのか社会音痴、モラルハザード(欠如)は甚だしい。あんたらの為に私たちは高い料金を払っている訳でないこと知るべきだ。
 ただ停電も悪いことばかりでなく6日夜に見上げた星空の美しいこと。思わず溜息が洩れてしまった。

コメントを残す