稚内水試の佐野主査がアオノリ、銀杏草など海藻を養殖し研究  

 稚内水試の佐野稔主査は、稚内の海で採取できる銀杏草など海藻の陸上養殖研究を行っている。
 稚内の海で採れる海藻を陸上養殖し、その技術を市内の事業主などに教えることで新たな事業に活かすことは出来ないかと、北防ドーム裏の海などでウスバアオノリ、銀杏草など14種類を採取し今年5月から水試の室内と屋外で研究を始めている。
 プラスチックタンクの海水の中に海藻を入れ、LEDを太陽光の代わりにし、酸素と液肥を送ることで成育を記録。成長が早いウスバアオノリだけは環境による成育の違いを調べるため、屋外と室内で養殖されている。
 研究から3カ月経ち銀杏草の養殖の難しさを知る一方、ウスバアオノリは種からの発芽期間が短く20日ほどで食べ頃になることが分かったという。
 佐野主査は、稚内はコンブなど特産品が多く、採る人がいないアオノリはサラダの食材として需要があるので商品として十分な価値があるとし、上手に養殖できるかなど課題はあるものの「試行錯誤しながら成功させたい」と意欲を燃やしている。

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