昨年度の児相分室相談受理 虐待39件に増加 DV見せるなど心理的なもの多く

 旭川児童相談所稚内分室は、昨年度の相談受理状況をまとめた。児童虐待は39件(前年度31)と増加し、依然として子供にDVを見せる心理的虐待が大半を占めており、黒龍美紀分室長は「虐待は子供の心理面に与える影響が大きく、健全な大人になるよう努めていかなければならない」と話していた。
 相談別では幼児の言語発達障害110件(前年度対比1減)、養護99件(同16減)、知的58件(同24増)、発達障害(同2減)、適性30件(同20増)、性格行動25件(同10増)など。総受理414件(同35増)。療育手帳の更新年に当たり面談が増えた。
 虐待の通告59件(同8減)のうち39件(同8増)を認定。DV案件による警察からの通告が多い。
 虐待の内訳は心理的32件(同14増)、身体的なもの4件(同3減)、性的2件(同1増)、ネグレクト1件(同4減)。
 全国では13万3778件、道内では5000件を超え虐待認定は増加傾向にあり、黒龍分室長は大人も子供も分け隔てない関係性を作ることが大切とし「虐待を防ぐための教育が大人を含め必要になってくるでしょう」と話していた。

コメントを残す