時の話題 「増加する空き家」

 小社屋近くで高齢の方が住んでいた空き家の解体工事が始まった。先週から家財など外に出していたので察知していたが、今まで普通にあったものが無くなるのは淋しいものがある。
 空き家は全国的な問題で、過疎化が進展する地方だけでなく東京など大都会でも都市整備で取り残された家があり、一軒家だけでなく厄介なのは数十家族が住むマンションで、住民理解が相続などの関係もあり容易に得られず壊すにも残すにも難儀しているそうだ。
 そういうことでは一軒家の場合、空き家になった後の対応はスムーズに行きそうだが、すんなりには程遠い現実も見られ、北海道など雪国での空き家廃屋対策は悩ましいものがあるようだ。
 道路沿いの空き家は屋根の雪下ろしがされないと雪の重みによって倒壊する恐れがあり、稚内でも消防が雪下ろしをしているが、そんな弥縫策はこの先も続くことでなく、元住んでいた人や相続した人がやるのが本来の筋であろう。
 家もアパート・マンションも古くなり残されるのは人の住んでいない家ばかりと寂寥感募る街並みになるのは必至だが、古民家を上手に利用し飲食店などに衣替えしている町もある。
 稚内はこの先どうなることやら。
 人口が減るのだから新興住宅地開発はなく公営施設だって縮小を余儀なくされる。
 この状況下、市役所改築が俎上にのぼっており「地震に耐えられない」などとの意見が大勢を占め改築に前向きのようだが、拙速ではなく慎重に進めるのが宜しかろう。

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