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 鳴り物入りで行われた第1回日本最北端わっかない平和マラソンが好天に恵まれた昨2日、宗谷岬~北防波堤ドームまでの42・195㌔間で行われ、参加申し込みから100人ほど減った874人が海沿いの向い風というハンデにもめげず健脚を競った。
 今から35年前の1983年にあった大韓航空機撃墜事件の犠牲者269人を弔うため2年後の85年から始めた「日本最北端平和マラソン大会」を発展する格好でフルマラソンを取り入れた大会は、稚内市制執行70年を祝う最大イベントとして開催され、市のPRにより今のマラソン人気にもあやかって1000人近い人からエントリーがあった。
 雨は降らなかったものの、宗谷岬から市街地に向い国道238号を走る中、参加した選手たちは強い向い風には苦しめられたようで、沿道の市民らの声援を背に歯を食い縛って堪えゴールの北防ドームを目指した。
 筆者は孫が2㌔に出場するというので家族共々スタート地点の北防ドームに出掛けた。車を少し離れた所に駐車しドームまで歩く道すがら多くの知合いがコース案内役などとしてボランティア活動しており、改めてイベントを支える裏方さんの存在に感謝したものだった。
 近隣では先行し数年前から始まった浜頓別町主催のフルマラソン大会が成功しているので「稚内での大会も成功するだろう」と見ていたが予想通りになり給水所でのボランティア活動の報道に接し、手にした果実の大きさにほくそ笑んだのは市長だけでなく全市民だ
ったのであるまいか。