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 稚内保健所主催のアルコール関連問題を抱える家族の集いは29日午後開かれ、参加した家族らがアルコールで悩む胸の内を明らかにした。
 全国的にアルコールに関する問題が取り上げられる中、稚内保健所でも家族や関係機関からアルコールに関する相談が年々増加傾向にあることから、改めて家族同士で体験談を語り合い、今後の問題解決に繋がればと交流会を開くことになり、家族のほか旭川断酒会メンバーなど12人が参加した。
 「アルコール依存を知ろう~家族への14のアドバイスから~」と題し、アルコール問題に悩む家族たちが家庭内で起きた日常生活のトラブルなどの体験談について紹介されたあとの意見交換で、アルコールの依存はコントロール障害であり、一旦飲酒に対するブレーキが壊れてしまうと一生そのままになると述べた旭川断酒会の石田光昭会長は「長年断酒していてもふとした時に飲んでしまえば、たとえ1杯でも簡単に過去の依存状態に戻ってしまうのがアルコール依存の恐いところ」などと自身が依存症で苦しんだ体験を語り、今後の改善として「依存者の中にはやめたい人もいるので、本人の苦しみを知るよう努めてほしい」などと話していた。
 稚内保健所では、9月19日、10月24日にも交流会を開く。