時の話題 「国土強靭化」

 汗がまとわりつく湿気の多い暑さ。残暑というのだろう。大型の台風20号が四国、中国地方を抜け日本海を北上し北東に向きを変え北海道までやって来るようなのでやきもきしている。
 秋になると台風がそれまでより格段に増え日本列島を直撃し大きな被害をもたらす。稚内も2年前の9月初旬台風崩れの温帯低気圧によって大雨が降り、大黒1~2一帯など数カ所で道路が冠水し、土砂崩れも起き住民が避難した。
 台風には無縁と思われた稚内まで累が及ぶのだから正に厄災であり、その後の全国各地での河川氾濫、土砂崩れや土石流での被害は家屋だけでなく道路や橋などインフラをも破壊し人の命まで奪ってしまう。
 洪水があってもノアの方舟のように神の恩恵があれば命だけは助かるものの、それから数千年に及ぶ間、悪さをしてきた人類を神が助けることはなく、天災は容赦なく世界各地で起き人類の命を奪っている。
 それゆえに人は台風など被害に馴れっこになってしまったかのように動じなくなり、例えばだがインフラ整備での国の無作為を声高に叫ばなくなった。
 9月に総裁選を控える与党自民党の二階幹事長はインフラ再構築など国土強靭化を説えているものの、予算の関係もあり災害に強い国土の開発は遅々とまで言わずも歯痒ささえ感じるお粗末さで、とりわけ北の果ての公共事業縮減にはもどかしさが募るばかりだ。
 とエゴを丸出しするのも如何とは思うも住民の命に係わることでもありソバ論議を前に実行せねばなるまい。

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