時の話題 「対岸火事視せず」

 宗谷管内で7月以降、交通事故と労働災害で立て続けに死亡事故が起き、稚内でも19日、声問1で国道を横断中の81歳の女性が82歳の男性が運転する車に轢かれ亡くなるという痛ましい事故があった。運転する高齢男性の前方不注視のようだと稚内署は見ている。
 亡くなった女性の冥福を祈ると共に遺家族の皆さんの悲しみを思う時、手を合わせるだけでなく筆者も運転者であるので安全運転に徹しなければと思った次第だ。
 本州のよう猛暑には程遠いものの、それなりに暑くなってきた7月以降、管内で労災で2人、交通事故で4人の尊い命が亡くなったことは断腸の思いがする。理由として幾らか暑さが影響しているのだろうし何よりもちょっとした油断、すなわちウッカリミスによるところが大きいのでないのか。
 毎日している仕事、いつも通る道だからという安心感がなかったのか。安心感を有し仕事や運転するのは大事なことだが、油断も生じ、そこからケアレスミスが起き千慮の一失はなかったのか。蟻の穴から堤も崩れるというではないか。
 危険な仕事に就くなどする場合、人間というのは細心の注意を払うのだが、慣れた事をする際には「いつもやっている」と安易に臨むところがあるので気を付けたい。
 死亡事故の労災は稚内以外の町で、交通事故の大半は他町で起きているからといって対岸の火事視してはならない。危険は自分の身の回りに忍び寄っている。仕事も運転も漫然とせず緊張感を持って取り組むことが肝要ということだ。

コメントを残す