死亡事故2件発生 稚内労基署管内7月 今年最多の労災12件

 稚内労基署は、同署管内(宗谷管内10市町村、天塩町、遠別町)の7月の労働災害発生状況をまとめた。死亡労災が2件あったことから安全管理の確立と現場の緊急総点検など徹底するよう事業所などに要請した。
 それによると、製造業2件(木材木製品1窯業・土石1)商業2件、建設業1件、道路貨物運送業1件、漁業1件、その他5件の12件の休業4日以上の労災があり、道路貨物運送業と商業で死者が出た。
 具体的には▽コンクリートミキサー車の洗車中、移動した際に足を滑らせ墜落し右足かかとなど骨折(窯業・土石)▽足場歩行中につまずいて転倒し型枠単管に右わき腹を強打し肝損傷し肋骨骨折(土木工事)▽ダンプトラックの車台と荷台にはさまっているのを発見され外傷性ショック死を確認(道路貨物運送)▽牧場敷地内で修理した給餌機を運転していたところ、トラクターショベルのバケットに後ろから激突され頸髄及び脳幹損傷により死亡(商業)▽牛舎で牛を移動用台車に乗せる作業中、牛に手を払われ台車に当たり右手第4指を骨折(その他)▽ワックス作業中塗布した剥離剤をふき取ろうとし足を滑らせ転倒し右肋骨を骨折(その他)など。
 7月末累計で68件発生し昨年同期から19・3%11件増加。商業、道路貨物運送業の増加が顕著になっており、転倒(26件)、墜落・転落(13件)で全体の6割を占めている。
 産業別件数。
 ▽製造業 14件(昨年同期16)▽土石採取業 1件(同0)▽建設業 11件(同5)▽その他の運輸 1件(同1)▽林業 3件(同2)▽漁業 5件(同7)▽商業 5件(同2)▽清掃業 1件(同1)▽その他の事業 18件(同14)。

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