時の話題 「終戦月迎え」

 8月はお盆月であるが太平洋戦争が終わった月、日本が連合国軍に無条件降伏した月でもある。6日広島に、9日には長崎に原爆が落とされ、本土決戦の最後の抵抗を―と計画していた日本軍が敗北した月である。
 数万人という人々を殺戮し、これに等しい人々を後遺症で苦しめた原爆はその後、米ソ冷戦時代の核開発を進め、地球をのっぴきならない状況までしてしまっても北朝鮮などのよう核開発を交渉の材料にする国が平然とおり、今度は窮地に追い込まれた自分の立場を擁護するため、敵対した相手国に擦り寄る指導者がいる。
 これら指導者たちは核の恐ろしさを知っているからこそ核開発に血眼になったのだが「愚かな」と断じなければならない。
 近未来の地球を予想した映画など作品が数多あるにも拘らず核開発は勿論、紛争やテロを続ける各国の姿には地球の末期症状さえ窺うことができる。
 戦後73年。日本は敵国だった米国と手を結び経済発展を拠に「平和」という2文字にどっぷり浸かっているが世界各国での内戦、テロは絶えず、そして東日本大震災での原発事故の教訓があるにも拘らず経済至上の原発再稼働どころか他国への原発セールを行う日本政府。目指すべき所の方向が違わないか。
 ご先祖さまを迎えるお盆を過ぎると秋風が立ち、それと共に台風の季節になる。城壁を堅固にし敵の襲来を防ぎ民が安心し暮らせる国造りを是非とも政権与党に懇請する。
 稚内とて同じで足元をがっちり固め城を出た野戦に打って出るようお願いしたい。

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