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 北海道サハリン航路(HSL)は31日、会見を開き、稚内港に到着した双胴船「ペンギン32」が未だ貨物船から降ろせず運航開始のメドが立っていないことを明らかにした。
 HSLの日向寺専務によると、シンガポールから28日に天北1号埠頭に到着した「ペンギン32」がコルサコフ港へ向かい、試験運転などした後の8月3日からの運航開始を目指していたが、貨物船からペンギン32を降ろすための機材と技術者が手配されていないことが貨物船船長の話で分かったという。
 双方とも相手側が手配すると思い込んでいたのが原因で、日向寺専務は「外国船に積んできたものを日本で降ろす際は、船側の方でやると思っていた。意思の疎通が出来ていなかったことで、このようなアクシデントにな
った」と説明した。
 作業に当たる技術者はサハリン側が手配することになったものの当初の運航予定よりズレ込みそうで、日向寺専務は「できるだけ早く運航ができるよう努めていきたい」と話していた。