時の話題 「今後の景気心配だ」

 稚内信金の主な営業エリア(天塩、遠別、雄武も)の4~6月期の景況は、総体として悪化傾向だが、一部業種には改善も見られ、強弱まちまち、まだら模様の状況にあるといえよう。
 業種別では建設業の悪化が気になる。長く宗谷管内の経済をけん引してきただけに就業者も多く、会社の業績が下がると給料・ボーナスにも影響する。
 今年冬季のドカ雪によって特別ボーナスが支給された会社があったようだが、それは飽くまでも特別な事であり、建設業界としては公共事業なり民間注文が増えるのが本筋であり、これからの事業増加を期待したい。
 観光業の旅館・ホテルは信金調査値で売上額・収益とも前年同期から大幅改善しており、ここまではFDA、ANAの観光客送り込みは堅調のようだが、西日本豪雨の影響が懸念され業界は今後の動向に注意を払う必要があるだろう。
 そして食料・衣料、家電販売、自動車販売飲食店など小売業の状況が消費動向を判断する材料になるのだが、調査のDI(数値)を見る限り家電販売と衣料品が改善したほかはかなり低迷しており、郡部より稚内市の落ち込みが顕著だ。
 個人的な肌感覚としても決して景気は良くなく、加えて人手不足はどの業界も深刻さを増しており、将来への不安感は払拭できないでいる。
 稚内を代表する企業の不振が流布されるなど閉塞感が漂う中、拱いていては展望は開けず手を打たねばならない。一丸となってやるものだが市長の手腕が稚内の将来を左右することになるだろう。

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