時の話題 「神の恵みの寄付」

 家庭的に恵まれない子供たちを養育する宗谷ファミリーホームの運営が厳しいことを生前聞いていた男性が寄付すべく準備していたところ亡くなり身寄りがなく生前の約束が実行されないまま3年ほど過ぎた今年、相続者たる資格を得た船橋市(千葉県)在住の男性が故人の遺志を受け継ぎファミリーホームとノース工房に計1千万円寄付した。
 時を費やし親戚を見付けた裁判所など公的機関の尽力に敬意を表すと共に、降って湧いたように相続人となった男性の暖かさには僅かなカネで殺人さえ起こしてしまう現代の世相と打って変わった真逆の人間らしさを称えたい。
 厚意を受けた両施設のトップである岡谷繁勝さんは市民誰しも知っている人であり市職員から市議、そして道議も務め、市長選にも立候補したことがあるので政治的立場の強い人と思っている市民が多いだろうが、里親をしたこともあり今回、寄付先となった2施設の代表を務めるなど福祉への思い入れも強い。
 人を分け隔てせず公平に見ることのできる人でもあり福祉ばかりでなく体育協会長を務め、更には町内会長もし老若問わず人望がある。
 今回の寄付は岡谷さんの太い人脈があったからこそ成就したものであり、誰からの頼み事も嫌な顔ひとつせず実行してくれるという行動力もあって筆者なども何かあると依頼することがある。
 「地域のため施設を守っていける」というのは弱い立場の人に心を寄せる岡谷さんらしい感謝の言葉であり、今後の運営が上手く行くこと願っている。

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