時の話題 「遊びの必要性」

 このようなタイトルにすると趣味含め何かとあそび好きな夫は喜ぶだろう。「車のハンドルのあそびのよう」などと書くと夫は更に喜ぶだろうし、妻は眉をひそめる。
 以前、他紙に女性弁護士の、男目線の記事が多いことを問題視するような紙面批評が載っていたが、小欄も男目線そのものであり、遊びが必要というのは男が事を成し遂げるには真面目一筋で融通が利かないのはダメで遊ぶ心、言い換えれば心に何かしら余裕がなければいけないということで、妻側の反感は必至であろう。
 人間が誕生した黎明期、食べる物を求め移動する狩猟民族だったが、家族を持つようになると定住し安定した食を求めるようになり然して田畑を耕し食料を作る農耕民族となった中、家族の大黒柱である男たちはコメや野菜ばかりでなく野生する動物の狩猟に遠出し肉類を確保してきた。
 このように一つの家でやってきたことが今は分業化され、我々消費者は欲する物をスーパーなどで入手するようになったが、男の狩猟性は本能として有するものであり、仕事場を行き帰りするだけでは広い世の中を見ることできず、仕事場以外の世界も知らなければならないということを〝遊び〟と総称したもので、家に帰らず遊び惚けることを奨励しているわけではない。
 要は視野が広がり大事を成すことに遊びが役立つということなので誤解することなきようしてほしい。
 遊ぶということで人後に落ちない筆者に妻が苦労したことは敢えて申し添える事でないものの仕事にプラスになったのは確かだ。

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