時の話題 「減災インフラ」

 50年に一度、数十年に一度というが、こう毎年のよう大雨洪水被害があっては少なくとも「50年に一度」は取り消してもらわねばならない。
 九州~四国~岐阜、そして広島~大阪にかけ降った大雨でここまで110人以上亡くなり60人ほどの安否が判明していない。1日か2日で7月1カ月分に匹敵するどころか、その2、3倍にも及ぶ台風さえ凌いでしまう大雨には改めて自然の猛威に驚くと共に「またか」とある種、覚めた感覚でTV中継の様子を見た市民も少なからずいただろう。
 「50年に一度」と気象庁が特別警戒情報を発表するようになって以降、その「50年に一度」の大雨が頻発している。
 台風や大雨、大雪など自然現象に抗うことはできずとも河川が氾濫しないよう、山崩れが起きないよう対策は講じれる筈だが、この数年、我々に起きていることは如何なるインフラ整備も無意味と感じるほど自然が大暴れしている。
 17世紀のイギリスでの産業革命から400年以上に亘って地球の自然を破壊し続けてきた人間へのしっぺ返しなのだろうが、それにしても世界の至る所で起きており、要因が温暖化にしても凄まじいものがある。
 冬の白魔は致し方ないにしても雨被害など無縁と思われた稚内でも一昨年の9月初め、国道40号が冠水し土砂崩れなど起きる被害が発生しており、今回、西日本を襲った大雨が何時発生しないとは限らない。
 日本列島の減災インフラ施工が今こそ急がれる時はなく稚内とて例外ではない。

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