時の話題 「七月文月」

 今年も半分過ぎてしまった。敢えて「しまった」と表現したのは出来るのにせず無為に過ごしてしまったという後悔からである。
 蝦夷梅雨のごとく雨模様のどんよりした天候が続く当地もあと2日すれば北門神社例大祭が始まる。このところの悪天候の見返りに祭典中は肌寒くなく好天を望むも、気まぐれなお天道様のことだからどうなることやら。
 大人はとも角、子供たちは楽しみにしているだろうから天気含め吉兆の例大祭になってくれればと、心中照る照る坊主を抱き願っている。
 吉兆といえば一旦運航断念が決まったサハリン航路がサハリン州側の熱意もあって運航が途切れなかったのは稚内にとって幸いであり、市制施行、稚内港開港ともに70年の慶事を迎えた中、港では大型クルーズ船が寄港できる埠頭改良工事がほぼ完成し、今月14日には70年を祝う記念式が開催される。
 式典には稚内海峡太鼓、宗谷ダンスプロジェクト、SE―NOの発表があり市民誰でも入場できるので是非足を運んでほしい。
 景気良く行け行けどんどんの時は赴くままにしていればよかったが、こう冷え込んでくると個人の才知ばかりでなく稚内全体の団結が求められ、市政も経済界も独り善がりでない公平性が求められている。
 リーダーシップに一番大切なのは衆目の一致することに対し大衆を導いて行くという正義感であり、一部の利益のために発揮してはならない。
 小欄後半は「文月」に当たって書き屋稼業として虚心坦懐に書かせてもらった。

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