時の話題 「食中毒の季節に」

 暑くなってくると気をつけなければならないのは食中毒である。他の町と比べるとそれほど暑くない稚内とて食品衛生を怠ると食中毒は発生する。
 稚内保健所によると夏季の食中毒事案は平成20年以来管内では発生していないが気をつけるのに越したことはなく、食品の適正保存生食は避けるなどは勿論、調理する人が清潔に努めるのは当然のことであり心したい。
 食品を提供する営業者ばかりでなく家庭で調理の中心になっているであろう主婦の皆さんには衛生面だけでなくウイルス性感染症に起因する食中毒も有るだろうから細心な注意を払って今年の夏も「食中毒ゼロ」を目指してほしい。
 保健所では気温が28度以上とか湿度が異常に高いなどとの場合、食中毒警報を発令し注意を呼びかけている。今年も既に5月下旬、南宗谷(枝幸、中頓別など)に発令しており昨年5回、一昨年11回など数え、稚内では28度まで上がることは稀なものの、昨年2回、一昨年1回の警報が発令されている。
 食中毒は単に暑いというだけでなく食品の杜撰な取扱いや調理する人(家庭含め)の衛生意識の希薄さによって引き起こされるケースもあり、調理人の体調も関係してくる。そのため規則正しい生活を保つことも食中毒予防の条件となろう。
 生産・製造者、営業者、家庭、そして行政が一丸となり安全な食品の提供に努め事故など起きないようしたい。油断禁物ということだ。
 仮に嘔吐や下痢など症状が出た場合には早急に医療機関に受診することも大切になる。

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