市長選への明言避ける 市議会で市長 「今ある課題に精進」

 市議会は20日、前日に続いて一般質問が行われ、吉田孝史議員(自由クラブ)の来年の市長選への質問に対し工藤市長は「然るべき時期に説明する」と述べるに止めた。
 吉田議員は来年の統一地方選挙まで1年を切り残り10カ月となった中で、稚内などで現役道議が出馬表明していることに触れ「工藤市長の決断が注目されている。今こそ強い決意をお聞かせ下さい」との問いかけに対し、市長は「現在は2期目の最後の年として、様々な課題解決に向け全力で取り組んでいる。一つひとつの課題に向き合い、今できることを精一杯こなしていくのを念頭に精進していきたい。その上で然るべき時期に説明責任を果たしますので、それまで見守って頂きたい」と述べた。
 小型風力発電の建設を巡り地域住民とのトラブルがあることを踏まえ、市内での建設予定や主な対象地区、事業者への対応は―との質問に、市長は国が公表している事業認定状況で今年4月現在、増幌や勇知、西浜地区を中心に認定されている66件のうち現在、6件が稼働。事業者に対しては市の条例の確実な履行を求めていくと共に監督官庁である北海道経済産業局と連携し対応していくと答弁した。
 サハリン定期航路は外国航路であり日ロ間北海道やサハリン政府という枠組みで持続可能な航路として検討すべきとの指摘に対し、「これまで20年間の運航の中でサハリン側の支援がなくても運航するとの判断は我々にとって画期的なもの。だからこそ今回の運航をしっかり見守り、その上で航路を持続可能なものとするため、国や北海道など関係官庁に支援の力を借りて運航を継続していきたい」と述べた。

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