時の話題 「住民監査請求」

 本紙に寄稿するなど公私ともお世話になっている元市議の佐々木政美氏が「稚内を愛する市民の会」会長として稚内市の稚内ゴルフ場の土地と建物取得に疑義を説え住民監査請求をした。
 昨年から解散に向け特別清算してきた㈱稚内ゴルフ場の土地と建物を今年に入り税金を使い購入したのは地方財政法に抵触するものであり、支出した4238万8千円の返還を求めるべく請求したというのが監査請求の概要である。
 この支出は昨年度3月補正予算として議会に上程され承認されているが、稚内市が一般民間企業である稚内ゴルフ場に公金を投入し助ける筋合いの事ではないというもので、市長は「後々良からぬ業者が取得することになれば稚内市が多大な損失を被る」などとの答弁をしたと記憶しているが、佐々木氏曰く筋違いも甚だしいということなのであろう。
 佐々木氏によると稚内ゴルフ場は税金も払えず昨年、国税局に土地・建物を差し押さえられており、従業員の社会保険料も支払っていなかったようで、二進も三進も行かず特別清算中の会社に稚内市が助け舟を出したという行政としてあるまじき行為への糾弾となる監査請求だ。
 税金というのは市民に対し公平に使途されるべきもので、稚内市の第三セクターであればまだしも(過去に全日空ホテル、畜産開発公社などへの税金投入)、一民間企業を救済するために使われるものでないのは自明の理である。
 市民の会は、使われた公金の不正支出を訴え裁判所に提訴する予定にあるという。

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