時の話題 「知への探究心」

 土曜は札幌交響楽団の定期演奏会、日曜は白夜映画祭とあり慌しく週末を過ごした。映画祭は午前中の2本に続き最終上映作も観る予定だったが見ないで終わった。
 33回目となった札響演奏会にはこれまで欠かすことなく出掛けている。普段クラシックは録音したものを聴いているが生は格別で今年も素晴らしかった。
 シベリウスやグリーグの小曲は小気味よく最後のストランヴィンスキーの「火の鳥」(1919版)は団員が技術の粋を駆使し余り知られていない楽曲を堪能させて戴いた。
 主催する稚内音楽文化協議会と北海道新聞社に加え縁の下として支えている稚内信金と職員の皆さんには感謝するばかりだが、白夜祭や映画祭とかち合ったことはあるものの、若干少なめの入場数(700人)が気にはなった。定期演奏会を絶やさぬためにも老若男女問わず市民の臨場を願っている。
 白夜映画祭は6年目を迎え市民に定着し、どの映画も程々の入場があったよう。
 1本1000円(前売り)で珠玉の作品を映画館で観る機会などあるものでないものの、邦画(日本映画)の作品をもっと上映して戴ければと、個人的には希望している。
 クラシックに限らず生の演奏会や演劇に触れる機会が都会に比べ格段に少ない稚内のような地方都市だからこそ滅多にない公演(映画もだが)は見逃さずに観てほしい。大人でさえ感動するのだから子供たちにとっては掛替えないものとなるだろう。
 次代担う若者の知への探究が稚内の未来にとって財産となる。

コメントを残す