時の話題 「礎は家庭」

 昨日は「父の日」だった。1カ月前の「母の日」(5月13日)に比べ商戦として今一つ盛り上がりに欠けたようだが、〝イクメン〟をする若いお父さんが増えて来ており、あと10年もすれば様子は変わるやも知れない。
 母親に比べ父親の存在の希薄さは敢えて申し上げるまでもない。男は家庭でなく外で仕事をし存在価値があるものだとする世代の考え方は古く、結婚し子どもが出来た以上、子育ては夫婦が分担するものでありイクメンは当世当たり前のことという若い世代が増えているやに聞く。
 家のこと、子育ては全て妻に任せ仕事ばかりしていたわけではないが、仕事など家庭以外の事に重きを置いてきた筆者にとって受容するのが難しい生き方だが、長男、次男夫婦を見ていると宜なるかなとの思いはしており我々世代は古くさいというより妻への過剰な負担によって家庭が維持されていたことを、この歳になってつらつら思う。
 であるので息子、娘さんにしても母の日に比べ父の日を軽んじるのは必然のことで、カーネーションは論外も甚だしく他のプレゼントも絵柄としてしっくりくるものでない。
 母、父いずれの日も起源はアメリカであり今さらアメリカナイズといっても始まらないが、お母さん同様、父さんがいて君達がこの世にいることに感謝する儀式の一つだくらいに父の日を定義付けるも一考か。
 政治、経済、学校(教育)など社会の根幹は皆さんが夫々持つ家庭が礎である。軽んずることなく営み次代に引き継ぐのが今を生きる我々の責務だろう。

コメントを残す

次の記事

天北堆