時の話題 「地の利を活かし」

 春先に戻ったかのような肌寒さを通り越した天候に溜息をついている。
 この寒さに歩調を合わせるかのように近頃ある会社の事が口端に上り9月危機説まで出る広がりようだ。
 役員の一人が遣い込みをし、その金が友人の会社の穴埋めに使われ、何だかんだと不安定化する中、幹部含め従業員が10人以上辞め信用不安が広がっているというのが危機説の発端のようだ。
 ある程度の社員が務めている会社が倒産ということになれば家族ばかりでなく稚内市の経済にも大きな影響を及ぼす。自助努力に期待するしかなく再建するよう願っている。
 稚内ではマルハニチロ工場の撤退など水産加工の低迷が深刻度を増しており、急きょ運航することになったサハリン航路やFDA機運航など上げ潮ムードを打ち消してしまうほど経済状況が良くなく、人口減と共に将来を懸念する因子が浮遊しているかのようだ。
 ジリ貧のまま廃れて行き人口は今より1万人減の2万5千人まで減り65歳以上の人口が総人口の4割を超えてしまう予想がある中、打開策はあるのか。そう考えている暇に冷たい風が顔を叩くように吹き抜けていく。
 水産、観光など基幹産業が北の果てという地理的要件で発展してきたよう、この風を使わぬ手はない。既にユーラスエナジー、グリーンファクトリーなどによって大小100基以上が稼働している風車のマチへの勇進が雇用などへの寄与もあり一層歩みの度合を強めるべきで、稚内市も必要以上の規制をすることなく経済好転に腐心すべきでないのか。

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