時の話題 「物産展での不振」

 稚内観光物産協会(事務局・商工会議所)から昨年度の道外百貨店で開かれた物産展での売上げが明らかにされたが、前年度を15%下回る4400万円まで落ち込んだ。百貨店自体の集客力減はあろうが、物産協会加盟の稚内産品の魅力が薄れているからでないのか―と訝しんでいる。
 道外百貨店での北海道物産展での稚内産品の売上げは一時、軽く1億円を超えていたものの、平成28年度は5000万円を超える程度まで落ち込み、昨年度は更に755万円減ってしまった。
 百貨店の来店者の減少もあるだろうが、一番の問題は消費者の購買心を喚起するような魅力ある商品が少ないということなのか。
 高島屋(東京、横浜など)の実績が2年連続しゼロなのは稚内名産品として人気があった「〈サうに一夜漬」が製造・販売元の佐賀商店倒産によって出回らなくなったためとみられるが、この一夜漬けウニに代わり様々な商品が道内外向けに販売されているにも拘らず、ウニに匹敵する売上げを残す商品が出て来ないところに課題がある。
 稚内ブランドの認定など市や商工会議所が中心となり業界挙げた取り組みをしているのだが、成果として乏しいところがあるようで、ここは関係者の頑張りが求められている。
 産業界は卸売業の衰退が著しく、稚内でもその大きな渦の中に巻き込まれている企業があるように側聞する。この辺りの影響が百貨店物産展にも影響しているやも知れず、稚内市や商工会議所は情報収集に努め支援など検討する必要があるのでないのか。

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