声問海岸でのナマコ密漁で3人逮捕 数人逃走し稚内署捜査

 稚内署は7日、ナマコを密漁した住所不定自称自営業梅津瞭(27)、札幌市、自称無職田村真人(30)、札幌市、自称派遣社員岡部翔太(28)を北海道海面漁業調整規則違反の疑いで現行犯逮捕した。
 発表によると、梅津田村、岡部の3人は7日午前1時40分頃、声問2の海岸で潜水器具を使用し、ナマコ約400㌔を密漁した。
 稚内署では、道警本部捜査第四課と合同でナマコ密漁の内偵捜査で張り込みし、10人前後が密漁したナマコなどを車に積み込んでいた現場で取り押さえた。
 同署では梅津、田村、岡部の3人除く逃走した数人の行方を追っており、背後関係や余罪を追及している。
 管内でのナマコによる密漁事案は、平成20年に富士見地区で7人が341㌔、25年には枝幸町で10人が990㌔を密漁し稚内海保に逮捕されている。
 今月16日~8月中旬までの夏ナマコ漁前の出来事に、漁業関係者は怒りをあらわにしており、稚内漁協の木村専務理事は「資源が盗まれず犯人が逮捕されて良かった。不審な車や人の情報があれば警察や海保に情報を提供し、密漁防止に向け協力していきたい」などと話していた。
 今回押収されたナマコは、7日午前中、稚内漁協が声問地区で放流した。

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