時の話題 「芒種に当たって」

 きょうは二十四節気のひとつ「芒種」である。イネ科植物の花の外殻にある針のような突起・芒がある穀物を播く時期で夏に入ったことを示す。
 実際には東京などはまだ梅雨入りしておらず1カ月弱の梅雨を終えると夏本番を迎えるが、地球温暖化もあって既にこれまで30度以上の真夏日は全国各地で観測されており、そのうち35度以上の猛暑日となる炎暑列島となる日も遠くない。
 それに対し最北の我が街は20度近くになると暑苦しさを感じ、改めて北の果てに住んでいることを実感する芒種の日となった。
 ところで安倍総理は己が三選向け森友と加計両学園の問題に終止符を打つべく先ずは森友問題での財務省の文書改ざんを佐川元理財局長(前国税庁長官)の指示によるものとして結着を図り、会見した麻生財務大臣(副総理)は自身の大臣給与を1年間自主返納するとしたが、大臣給与は170万円という金額でどうせ削るなら3、4千万に上る議員歳費にしたらと思わぬでもないが、誠意ない態度に腸が煮えくり返る思いをしている国民は大多数を占めよう。
 ぶら下がりの会見を終えた安倍さんが記者の質問を無視し背を向けるも引き返し木で鼻をくくったような受け答えをした様子に、安倍さん自身の度量を垣間見る思いをしたのは筆者だけであるまい。
 小紙は稚内の地方紙だが、政権の行いは地方にも波及することであり、以前、読者の一人から「分からぬのに書くものでない」とのメールを戴いたことがあるが、それこそ失礼千万な話である。

コメントを残す

前の記事

天北堆