時の話題 「応援会議設立」

 地元に残り働いてほしい、地元にUターンしてほしい、都会出身者が地方に移住(Iターン)してほしいとの願いが込められた「稚内で働こう応援会議」が稚内商工会議所と道新主導で設立された。
 道商工会議所連合会(札幌)で今年早々に結成されたことを受け道内42商工会議所に設置すべく準備が進められる中、逸速く結成された稚内応援会議は座長に中田会頭、以前稚内支局長を務めていた小林道新旭川支社長を副座長に、官・学(北星大、稚高、大谷高)・産(稚内信金、商工会議所など)で構成され、新規高卒者の都会への流出を防ぎ、できれば都会に出ても地元に戻って就職することを幾らかでも促進しようとするもので、これまで人口減対策に積極的ともいえなかった商工会議所が前面に出て関わろうとしていることは評価されるが、中味、これからの取り組みが効果あるものになるのかが注目される。
 仏作って魂入れずの肝心要を欠いては折角の努力も無駄になるので事務局が置かれる商工会議所の頑張りに期待したいものだ。
 しかし会議所は稚内市など行政機関、稚内信金、北星大学など応援会議の構成団体と元々横断的な関係を構築しており機動性も確固としているので不安は杞憂になるのか。
 企業側の人手不足が顕在化する中、就労に関し今までのような職安などの募集と斡旋だけでは先が見えており抜本的対策が求められている。
 応援会議とて直ぐ成果が出るものでない。稚内のマチ作りビジョンに係わることであり、関係者にとって試金石なる事業といえよう。

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