天北堆

 風薫る6月というのは何かと動きがある。オオナゴが解禁され、東京直行便は一日2便運航となり、ニシン稚魚の放流もあった◆今から63年前の昭和30年、忽然と消えてしまったニシンの復活めざし稚魚を放流した成果もあって石狩や留萌沿岸ではオスの精子で海が白くなる群来現象が出現している◆昔、ニシンで活気を呈した日本海沿岸の様子を凝縮したのが北原ミレイが歌う「石狩挽歌」(なかにし礼作詞)である。海猫が鳴くからニシンが来ると赤い筒袖のやん衆がさわぐ。その通りの光景があった。

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