時の話題 「母の日を前に」

 来月13日の「母の日」を前にし先週土曜の朝日新聞に母親の想い出話を綴ったコーナーがあり読んでいて目頭が熱くなった。というより涙が出て止まらなかった。
 どれもが献身的な母親の無償の愛について書いているのだが、子供の側からの母親への愛情の大きさにも胸を打たれてしまった。
 私ども夫婦の母親は妻の方が平成5年、筆者の母は昨年2月に亡くなっており、母の日に何か贈ろうとしてもこの世におらず、老境に近付いている妻は息子というより嫁さんに心遣いをしてもらっている。
 大して昔でない母への心遣いが逆に受ける立場になり、孫からの愛情も一身に捧げられている妻に嫉妬に近い感情が増幅している自分がいる。
 男というのは社会に出て七人の敵と闘い、その闘いが終わって家に戻っても居場所がないのを承知しているのだが、自虐的な感はするものの、哀れさえ感じないではない。
 好き放題にしたツケであり致し方ないのだが、それにしても家族から一身に愛情を受ける妻君との違いには情けなくなる。
 しかし何かと心配かけた妻君が残りの人生が少なくなったとはいえ幸せになるのは夫として悪いものでなく、亭主の側から言えば、ある意味男冥利にもなるか。
 あと1週間もすればGWがやって来る。若い世代の家族は旅行やレジャーなどの予定を樹て何かと忙しいことでしょう。老夫婦だって罪滅ぼし(亭主側の)によって近場の温泉などに出掛けるのでしょうか。妻に感謝するのです。

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