天北堆

 寒くて暖を取る冬場の2月と3月が無火災だったのは何よりだった。家人の防火意識は当然あろうが、消防署の「火事は起こさせない」という心構えが生んだ結果ともいえよう◆10年以上前、稚内署に野口さんという副署長がおり、彼は「事故でも事件でも警察が止めるんだ」という気持ちが事故・事件を減らすという考えの持ち主だった◆当時、堆子も野口副署長も五十肩で悩んでいたが、野口さんは振れるはずなどない竹刀を振っては直そうとしていた◆精神一到何事もならざらんの好人物であった。

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